Pマークコンサルタント:HOME > プライバシーマーク制度とは > 個人情報って何?
プライバシーマークとは「個人情報を適切に取り扱う仕組みがある企業に付与されるマーク」の事です。このマークを企業活動に使用したいのであれば「プライバシーマーク制度」に従い「指定機関」から審査を受け合格しなければなりません。しかし、名前から誤解しがちですが多くの企業が「個人情報」と「プライバシー」を混乱してイメージしています。Pマークはプライバシーを保護するマークでは決してありません。プライバシーは個人情報の中の一部で「機微な情報」と呼ばれるもの部類に入り「他人に知られたくない個人情報」や「個人や家庭内の私事・私生活、個人の秘密。また、それが他人から干渉・侵害を受けない権利」になります。そうすると個人情報とはどこまでを言うのでしょうか。一言でいえば「個人を特定できる情報」です。故に以下は個人情報となります。
@ 名前(だけ。同姓同名で無い人もいるから。いる場合でも個人情報。)
A 名前、住所、電話番号など
B 名刺
C 保険証、免許証、住民票
D 郵便物などの住所、氏名
E 企業名などをドメインとし個人を特定できるメールアドレス
F 画像(写真、ビデオ、似顔絵など)
G 公人、芸能人、政治家、有名人等テレビに出る人の顔や名前(プライバシーとは違う)
H 音声(声)
I クレジットカード等の口座番号
J 履歴書(趣味、資格、家族構成など)
K レンタルビデオ貸し出し履歴
L 病歴(患者特定)
個人を特定できるとなると、色々ありますね。中でもどれがプライバシーになるかわかりますか?
Pマーク制度ではこの個人情報を適切に取り扱う仕組みを審査します。
例えば
B名刺=人に渡すもの、自分を知ってもらうものという性質があります。
これを、適切に取り扱うとなると、どういうルールにすればよいでしょうか?鍵をかけた机の引き出しで管理するものでは無い事はわかるでしょう。他人に、この方を紹介するといって本人に無断でわたしても漏洩では無く、適切に取り扱ってくれたとなる場合もあるでしょう。
また、Gは顔や名前を売る事がビジネスですので本人からすればどんどん広げていってほしいですね。隔離するのは絶対やめてほしいですし、許可した分だけ取扱を許すとなると適切な取扱いとは言えませんね。
次に
I〜Lはどうでしょうか?
あまり他人に知られたくないですね?特に他人には知られたくない自分だけの秘密をプライバシーといい、機微な情報とも呼ばれます。こういう場合、同意をとって、それに基づき適切な取扱いをすることになります。やはり、この場合、適切な取扱いとはBやGと違い、鍵をかけた机の引き出しで管理する必要があるでしょう。
Pマークを取得する際は、この「個人情報」と「プライバシー」、及び「適切な取扱い」を正確に理解する事が非常に重要になります。プライバシーマークは「プライバシーや個人情報を漏えいしないように保護する」事だけでは決してありません。「個人情報を適切に取り扱う」事が出来ることです。
補足:個人情報を外部に委託、提供などされていますか?ほとんどの企業がしているはずです。名刺は自社で作りますか?種類等を送る時など自社で運びますか?給料は手渡しですか?そう考えると色々外部に個人情報を与えている事が解ると思います。
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