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　ISO27017(クラウドサービスISMS)取得のメリット

　近年、非常に多くの企業がクラウドサービスを利用していますが、一方では「クラウドサービスはよくわからないし、セキュリティは大丈夫なの？」といった印象をお持ちになっている方も多いのが現状です。この様なクライアントの不安を払拭し、安心してクラウドサービスを利用できる環境を確保するガイドラインとしてISO27017は誕生しました。ISO27017とは、国際的なISMS規格であるISO27001をベースとし、クラウドサービス固有の追加の実践の手引きや追加の管理策が示されたガイドラインになります。サービス提供側は、ISO27017に基づく運用を行う事で、クラウドサービス提供における様々なリスクを管理策を用いて管理し、定期的に運用の検証を行う事でクラウドサービスの情報セキュリティを高め、クライアントに安心と安全を提供する事で業務効率を飛躍的に向上させることが可能となります。

1.クラウドサービス利用者からの信頼性向上

　第三者からISO27017認証を取得する事で、クラウドサービス提供における安全と安心をお役様に提供する事が可能で、企業のイメージアップにつながります。

2.他社との差別化、売上向上

　ISO27017/ISMSクラウドセキュリティ認証は、日本国内では2016年から運用が開始された新たな第三者認証制度です。まだ、発足して間もないため認証企業・団体も少ない状況であり、競合他社と差別化を図れます。

3.クラウドサービスの脅威に対する情報セキュリティ体制を構築できる

　クラウドサービスのリスクに対しては通常の情報セキュリティ以外にクラウドサービスに特化した対策を検討・実施する必要があります。 クラウド上のリスク対策に特化したISO27017認証に準拠し、社内の仕組みを構築することでクラウドサービスのセキュリティレベルは向上し、企業の情報漏えいリスクを低減します。

4.ビジネスチャンスの拡大

　様々な業界でクラウドサービスの利便性及び、それに伴う情報セキュリティについての関心が高っています。ISO27017認証は、新規でクラウドサービスを利用する組織に対して非常に有効なツール、及びアピール方法となります。

5.社員のセキュリティに対する意識の向上

　情報漏洩の原因の実に半数以上が社員の故意、過失よるものです。クラウドサービスISMSを構築する過程で社員の情報セキュリティに対する意識も更に向上していきます。


　ISO27017の認証取得をお考えのお客様はお気軽にご連絡ください。当社にはISO27001の審査資格を保有する講師が多数在籍し、合否判断はもとより貴社に最適なISMS-CSの構築、ISO27017認証のお手伝いさせて頂きます。